テオティワカン(Teotihuacan)


メキシコシティーのバスターミナルからバスで1時間、1987年からユネスコの世界遺産に登録されているテオティワカン人が残した巨大遺跡、テオティワカン遺跡があります。すばらしい遺跡なので、ぜひ行ってみて下さい。


行き方

メキシコシティーの中心部からだと、まず地下鉄で北方面バスターミナルまで行き、バスターミナルで遺跡行きのバスに乗ります。所要時間はバスターミナルから約1時間。メキシコシティー市内部からだと合わせて2時間くらいが目安でしょうか。地下鉄代、バス代、入場料全部合わせても一人$10程度で行って帰ってこれます。


遺跡案内

チチェン・イツァー同様、遺跡についてガイドブックで得られるほどの知識しかありませんが、一応要点をまとめておきます。情報は主にBritannica2003(英語版)によっています。

テオティワカン文明について

テオティワカンとは「The City of the Gods−神々の街」という意味の言葉です。後にアステカ人がこの地に来たとき、この巨大な廃墟は、「神々の街」として崇拝の対象となりました。ということで、テオティワカンというのは後のアステカ人によって付けられた名前です。

テオティワカン人について、その起源や言語など、まだわかっていません。紀元前400年ごろにこの地に住み始め、長い間細々と続いていたようですが、やがて発展しだして西暦6世紀には人口12万5千〜20万人の、世界一の大都市になりました。その後西暦750年頃に暴動が起こり街が焼けたようです。テオティワカンがメソアメリカ全体に与えた文化的影響は大きく、かなり遠くの町とも交易をしていたことがわかっています。


遺跡について

アステカ人の崇拝の対象になっていただけあって、それぞれの遺跡には神秘的な名前が付けられています。街の中心をほぼ南北に走る「死者の道」は、長さ2.4km、幅40mあり、太陽のピラミッドを通り、月のピラミッドまで続きます。太陽のピラミッドは世界で3番目に大きなピラミッドだそうですが、それより一回り小さい月のピラミッドの方が格は上です。
遺跡の目玉はこの2つの巨大ピラミッド(神殿)といくつかの神殿・宮殿跡ですが、死者の道沿いにはかつての住居跡なども無数に存在し、とにかくスケールの大きい遺跡に圧倒されます。

下の写真は太陽のピラミッドと、太陽のピラミッドの頂上から写した月のピラミッドです。なぜか太陽のピラミッドを写した時に、ちょうどピラミッドの中央部に太陽パワーが。。。



そして、月のピラミッドの頂上から写した死者の道と太陽のピラミッド、それとケツァルパパロトルの宮殿のレリーフです。




感想

この遺跡は、見るべきところといえば太陽のピラミッドと月のピラミッド、それとその他少しの宮殿・神殿跡くらいなもので、そんなにないんですが、死者の道を歩いたり、両ピラミッドに登ったり、またピラミッドの頂上からの遺跡の眺めなど、遺跡のスケールの大きさに圧倒されます。謎の古代人がここで何を考え、どういう風に生活していたのか、とピラミッドの上で考えるのもすごく楽しいものです。メキシコシティーからのアクセスも良いし、行く価値のある遺跡です。